2022年9月、東芝ドラム式洗濯乾燥機TW-127XP2が発売されました。
昨年度モデルは型名がTW-127XP1です。XP1からXP2に変わりました。
当記事ではなにが変わったのか、特徴と仕様差を解説します。
別の記事で同年度に発売されたTW-127XP2、TW-127XH2、TW-127XM2の違いも解説しています↓
TW-127XP2とXP1の仕様差
項目 | TW-127XP2 (2022) | TW-127XP1 (2021) |
---|---|---|
UV除菌洗乾コース | あり。ウイルス抑制効果追加 | あり |
UV温風除菌コース | あり。ウイルス抑制効果追加 | あり |
ダニケアコース | あり | なし |
香るおしゃれ着コース | あり | なし |
花粉コース | あり | なし |
7kg洗乾運転時間 | 96分 | 97分 |
それ以外共通 |
TW-127XP2は東芝ZABOONドラム式洗濯乾燥機のフラグシップモデルです。
今年も変わらず、IoT機能や自動投入機能も搭載されています。
既存のコースにウイルス抑制効果を確認
TW-127XP1にも同コースは搭載されていますが、XP2ではウイルス抑制効果が確認されました。
UV除菌洗乾コース

洗い前の行程とすすぎ後の行程でUVを照射し、さらに、乾燥時の温風でしっかり除菌します。普段使いの衣類を手軽に除菌できるコースです。(洗濯乾燥容量4kgまで)
洗濯乾燥運転の中の1コースとして存在しています。
UV温風除菌コース

水洗いできないスーツやぬいぐるみ、型崩れの気になる帽子など、UV照射と温風により、しっかり除菌します。ドラム回転モード、ドラム静止モードの2つのモードから用途に合わせて選べます。(容量1kgまで)
ドラム回転モードでは、頻繁にクリーニングに出せない⾐類に便利です。
ドラム静止モードでは、回転しないので、ぬいぐるみや帽子などに適しています。
乾燥運転の中の1コースとして存在しています。
ダニケアコース

UV照射と温風加熱後に洗うことでダニをケアできる「ダニケアコース」が追加されました。
洗い前にUV照射、温風加熱を行い、その後の洗濯行程でダニのアレル物質(フンや死がい)を洗い流します。ダニが気になる季節や、ダニが繁殖しやすい毛布などにお勧めです。(洗濯容量3kgまで)
洗濯運転または洗濯乾燥運転の1コースとして搭載されています。
衣替えのシーズンでは重宝しますね。
花粉コース

コートなどの衣類についた花粉を99%以上除去できる「花粉コース」が追加されました。
ドラムからの送風と回転により、衣類に付着した花粉を落とします。その後、ヒートポンプユニットに送られた花粉は、当ユニット内の熱交換器表面に水を流すことでつくられる、水フィルターによって機外へ排出されます。2kg以下、15分の運転で99%以上の花粉を除去できるので、花粉が付着したコートなどのケアに便利です。
また、本コースは4.5kgまでの容量に対応しており、花粉の季節にうっかり外干してしまった場合でも、花粉を除去できます。(容量4.5kg、15分の運転で花粉除去率96%以上)
乾燥運転の中の1コースとして搭載されています。
香るおしゃれ着コース

最後のためすすぎ行程で柔軟剤を2回投入します。香りの成分がしっかり浸透し、通常のおしゃれ着コースよりも柔軟剤が香ります。
東芝ZABOONではTW-127X9で「自動2度洗いコース」という洗い中に2回洗剤を投入するコースが搭載されました。自動投入機能を活用したコースです。

このコースも自動投入機能を活用し、2回柔軟剤を投入することで衣類により強い香り付けができるコースになっています。
洗濯運転の中の1コースとして搭載されています。
7kg約96分スピード洗乾
昨年度は97分でした。1分短縮されています。
東芝は乾燥容量が唯一7kgです。もっとも多い乾燥容量となっています。
日立、パナソニック、シャープは6kgです。
制御を向上させて1分短縮されました。
まとめ
今年の東芝ZABOONドラム式洗濯乾燥機はマイナーチェンジです。
主な変更点は下記のとおりです。
- 変更点1 – 既存からあるコース「UV除菌洗乾」「UV温風除菌」にウイルス抑制効果が追加された。
- 変更点2 – ダニケアコースが追加された。
- 変更点3 – 花粉コースが追加された。
- 変更点4 – 香るおしゃれ着コースが追加された。
- 変更点5 – 容量7kg洗乾運転時間が1分短縮された。97分→96分。
以上です。それでは。