【2022年】IoT機能搭載の洗濯機一覧|どんなことができる?あったら便利?

IoT

2022年度において、IoT機能、いわゆるスマート家電機能を搭載した洗濯機はどれ?

この記事では、この疑問を解決します。

IoT機能搭載の洗濯機一覧

2022年における洗濯機は、以下の表のとおりです。

メーカー洗濯機種類製品型名機種
個数
パナソニックドラム式洗濯乾燥機NA-LX129B/NA-LX127B/NA-VG27003
縦型洗濯乾燥機NA-FW10K11
縦型洗濯機NA-FA12V1/NA-FA11K12
日立ドラム式洗濯乾燥機BD-STX120H/BD-SX120H/BD-NX120H3
縦型洗濯乾燥機BW-DKX120H/BW-DX120H/
BW-DX100H/BW-DX90H
4
縦型洗濯機BW-X120H1
東芝ドラム式洗濯乾燥機TW-127XP21
縦型洗濯乾燥機なし0
縦型洗濯機なし0
シャープドラム式洗濯乾燥機ES-X11A/ES-V11A2
縦型洗濯乾燥機ES-PW11G/ES-PW8G2
縦型洗濯機ES-GW11G1
アクアドラム式洗濯乾燥機なし0
縦型洗濯乾燥機なし0
縦型洗濯機なし0
2022 IoT洗濯機一覧

※赤太字は今年度から新搭載した機種です

パナソニック・日立が先導、ぞくぞくとIoT機能を搭載する洗濯機

IoT機能については結果をみるとメーカーごとの力の入れ具合がよくわかります。

日立は8機種に搭載され搭載機種数が1位。続くパナソニックが6機種。シャープが5機種。東芝が1機種。アクアはなし

日立、パナソニック、シャープはIoTに力をいれていることわかります。一方で、東芝、アクアについては遅れています。アクアに関しては「0」です。

パナソニックは2022年において縦型洗濯乾燥機2機種、乾燥機能のない縦型洗濯機1機種に新規搭載されました

日立、シャープについても1機種ずつ増えています

今後もぞくぞくとIoT機能搭載の洗濯機が増えていくと思われます。

どちらかというと若者のほうがこうした分野にはつよく、かつようしていけると思うので一人暮らし用の安価な洗濯機にも搭載されるのが望ましいですね。

洗濯機のスマートフォンアプリでなにができる?基本機能をご紹介

ところで、洗濯機のスマートフォンアプリでなにができる?

洗濯機を遠隔操作?どんなシーンで?イメージがわきませんね。

基本機能についてはどのメーカーも共通です。

基本機能を4つ、ご紹介いたします。

運転状態を確認できる|あとどれくらいで運転が終わる?

洗濯機アプリ 運転画面

洗濯機が今、洗い中なのか、すすぎ中なのか、脱水中なのか、はたまた乾燥中なのかがアプリから確認できます。

洗濯機の運転中の状態が確認でき、あとどれくらいで運転が終わるのかがわかります。

アプリで確認できるので、わざわざ洗濯機のところに行って見に行く必要がなくなります。

残りの時間がわかれば、その時間に合わせて家事など用事を済ませることができますね。

あとは、自分が洗濯機を回したのかどうか、ちゃんと運転しているのかどうか、がわかるのが利点です。

洗濯運転をつい流れ作業でやっていると、あれ?洗濯機回したかな?となるときがありませんか?

そんなときアプリを開いて運転状態を確認すれば運転中かわかるので、安心できます。

PUSH通知でお知らせ|スマートフォンに通知されると終了にすぐ気づく

洗濯機アプリ 通知設定

洗濯運転が終了すると「終了しました。」とスマートフォンに通知してくれます

この機能がもっとも便利で活用できます

洗濯機も運転が終了したときブザー音でお知らせしてくれます。

けっこうあれ聞き逃します。

洗面所にあって音が届かなかったり、はたまたちょっとごみ捨てに外に出ていたときなど。

そんなときスマートフォンに通知され、スマートフォン上に履歴として残っていると、洗濯ものの取り出し忘れが防止できます

干すのが遅れると乾かす時間が遅れて間に合わない!!なんてのも避けられます。

運転終了の通知以外にも、洗剤・柔軟剤液体タンクの残量が少なくなったこともお知らせしてくれます。

少なくなったあとも数回は洗濯運転できます。その間に洗剤・柔軟剤を補充したり、買いにいったりできます。

自動投入機との連携はじみーに便利です。

洗剤・柔軟剤銘柄指定|名前で一発基準量を設定

洗濯機アプリ 洗剤・柔軟剤銘柄設定

この機能も自動投入機との連携になります。

自動投入機は洗剤・柔軟剤の基準量を設定します。洗剤のパッケージ裏に記載してある、30L当たり〇〇mLというのが基準量です。〇〇mLの部分を基準量として設定します。

P&G製品だと書いてないものもあります。そんなときはメーカーに問い合わせしましょう。

自動投入機はこの設定された基準量にもとづいて自動で投入する液体量を調節しています。

基準量は洗剤・柔軟剤の銘柄によって異なります

アタックでも基準量が25mLのものもあれば、10mLのものもあります。

アプリからその銘柄名を指定すると自動的に適した基準量を設定してくれます。

アプリは洗濯機と違ってアップデートがしやすいですし、文字データもあつかえます。

ですので、「アタック」とか「トップ」とか銘柄名をリスト化し、指定された銘柄に基づいた基準量を値として洗濯機に設定します。

この機能はアプリだからこそできる機能ですね。

最近は液晶パネルを搭載した洗濯機もありますが、多くの洗濯機がLEDと7セグによって構成された操作パネルが一般的です。

銘柄名を液晶パネル以外の操作パネルに表示することは困難ですし、文字データを扱うにもメモリ容量を確保する必要があります。

ですので、銘柄名を洗濯機に表示することは困難なわけです。一方で、アプリでは高機能なOSで動いていますし、そのため文字データも簡単かつ自由に扱えます。

スマートフォンアプリで洗剤・柔軟剤の銘柄名を選ぶことも簡単ですし、メリットがあります。

アプリコース|洗濯機にあらかじめ搭載していないコースをダウンロード

ダウンジャケットコース、シーツコース、といったオリジナルコースをあらたに洗濯機にダウンロードして、運転させることができます。

この機能もアップデートしやすいアプリをいかした機能になっています。

この機能の利点は洗濯機にあらかじめ搭載していないコースを後から新たに追加して運転できることです。

各社とも毎年すこしずつコースを増やしています。

パナソニックは2022年モデルにて、「ウール」コース、「シーツ」コースを追加してアピールしています。

洗濯機を買った後もアップデートして賢くなり、使える機能が増えるのでうれしいですよね。

予約の時刻変更|帰宅時間が変わっても大丈夫

洗濯機アプリ 予約変更

洗濯機で一度予約運転を設定すると、あとから設定を変更するには洗濯機の電源をオフする必要がありました。これまではそうでした。

ですが、アプリならその予約設定を電源オフせずに、あとから変更することができます

ましてスマートフォンアプリからなので、外出先からでも変更できます。

終了時刻を「21:00」に設定していたけど、帰宅時間が早まったので「19:00」にしたい、といったシーンがあればスマートフォンアプリを起動して時刻変更ができます。

自分のすきなときに運転を開始したり、時刻を変更できるのはメリットですね。

最大のデメリットは遠隔機能は手動でオンしなければならないこと

ここまではいろいろなできること、メリットをお伝えしてきましたが、その逆。デメリットについてです。

それは、スマートフォンから運転を操作するには手動で洗濯機の遠隔モードをオンしなければならないことです。

スマートフォンから洗濯機の電源をオンしたり、そこから運転を開始することはできません

それはなぜか?安全面からです。

ドラム式洗濯乾燥機の中に入って、窒息死してしまった事件など過去にあります。外国ではよく聞きます。

ですので、かならず遠隔モードをオンするには洗濯機の操作パネルからしなければならなくなっています。

遠隔モードをオンにすると、各メーカーの洗濯機で例外なくドアがロックされます。

そこからスマートフォンアプリで運転を操作できます。

まとめ|アプリ機能はあったらあったで便利。賢く利用していこう

洗濯機にIoT機能は必須か?と問われれば不要かと思います。

洗濯機は衣類を洗ったり、乾燥したりするものですから、もちろん必須ではありません。

でも、あればあったでとっても便利です。そんなオプション機能です。

賢く利用して洗濯活動をすこしでもラクにしていきましょう。

まとめ

  • IoT搭載機種数は日立、パナソニック、シャープ、東芝の順におおい。アクアは搭載なし。
  • パナソニック、日立、シャープは2022年にIoT搭載機種が増加
  • 2022年、パナソニックがドラム式洗濯乾燥機だけでなく、縦型洗濯機にも搭載を拡大
  • 各メーカーともに力を入れてきている兆候があり、今後も拡大していくことが予想される
  • 基本機能は運転状態確認、お知らせ機能、洗剤・柔軟剤銘柄設定、アプリコース、予約の時刻変更
  • スマートフォンアプリから運転を操作するには、洗濯機の操作パネルで遠隔モードを有効にする

以上、2022年時点のIoT機能搭載洗濯機のご紹介でした。

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