東芝の洗濯乾燥機で臭いニオイがする。
洗濯したばかりなのになぜか衣類が臭い。
そんなときに確認したい7つのことを紹介します。
洗濯槽とドラムは定期的に洗っていますか
衣類から出たよごれは完全に洗濯機の外に排出できるわけではなく、すくなからず内部に残留します。
また、ドラムを生乾きの状態で長時間放置するとカビも発生しやすくなります。
洗濯槽とドラムによごれが蓄積し、いやなニオイを発している場合もあります。
そのため、定期的に洗濯槽とドラムを洗うことをおすすめします。
「洗濯槽クリーン」コース、または「洗濯‐乾燥槽クリーン」コースで洗いましょう。
- Q「洗濯槽クリーン」コースと「洗濯‐乾燥槽クリーン」コースの違いは?
- A
洗濯槽クリーンコースは洗浄だけ。洗濯-乾燥槽クリーンコースは洗浄後、ドラムを乾燥させます。洗浄方式はどちらも同じです。
- Qドラムを洗うときに使う洗剤は?
- A
市販の洗濯槽専用クリーナーを使って洗いましょう。
わざわざ純正の洗濯槽クリーナーを買う必要はありません。
高いので止めましょう。たいして効果は変わりません。
よごれが蓄積している場合は洗浄途中の水を見ると、ワカメのような不純物が出てきたりします。
- Qどのくらいの頻度で洗濯槽クリーンをしたらいい?
- A
1か月に1回できれば十分。最低でも2~3か月に1回はしたい。
オプションで「自動お掃除」設定をオンする
東芝の洗濯乾燥機は「自動お掃除」設定がオプションであります。
※機種ごとに設定方法は異なるので、詳しくはお使い機種の取扱説明書をご覧ください。
自動お掃除とは、脱水の途中で給水することでドラムを回転させながらよごれを洗い流す動作です。
きれいな水でドラムを洗うのですすぎ中に排出できなかった内部に残留したよごれを追加で排出できます。
ですので、ドラムによごれが残留しにくくなります。
- Qデメリットはない?給水するということは使用水量が増えるということ?
- A
そのとおりです。使用水量は約9L増えます。運転時間も約4分長くなります。
(※ドラム式洗濯乾燥機TW-127XP2調べ)
自動お掃除はこれまで行っていた洗濯動作にプラスして自動でやってくれます。
設定する手間もかかりませんし、一度設定すれば電源をオフしても記憶しています。
オプションで「カビプロテクト」設定をオンする
東芝の洗濯乾燥機は「カビプロテクト」設定がオプションであります。
※機種ごとに設定方法は異なるので、詳しくはお使い機種の取扱説明書をご覧ください。
カビプロテクトとは、ドラムを回転させながら温風で乾燥させる動作です。
カビプロテクト運転手順
- 洗濯運転をする。
- 運転終了すると自動でカビプロテクト運転待機中になる。
- ドラムから洗濯した衣類を取り出す。
- 操作パネルでスタートボタンを押すとカビプロテクト開始。
※カビプロテクトは「洗濯」運転終了後にだけ自動でセットされます。
「洗濯-乾燥」運転や、「乾燥」運転にはセットされません。
ドラムを乾燥させるとカビの発生をおさえることができます。カビはニオイの原因になります。
ドラムの中を生乾き状態で長期間放置するとカビが発生しやすくなります。
ぜひカビプロテクトを利用しましょう。
設定する手間もかかりませんし、一度設定すれば電源をオフしても記憶しています。
ニオイの原因である雑菌を繁殖させないために乾燥までしよう
そもそもなぜドラムにカビが生えるのか。
主な原因はドラムが生乾きの状態で放置されることです。
また、洗濯後や生乾きの状態で洗濯物を放置すると、においの原因になります。運転終了後は洗濯物をすぐに取り出してください。
とにかく生乾きがリスクです。
そのために、洗濯だけで終わらせるのではなく、せっかく洗濯乾燥機を買ったのですから乾燥までフル活用しましょう。
洗濯乾燥までおこなう。もしくは、洗濯が終わったら乾燥させたくない衣類を取り出して、残りを乾燥運転で乾燥させましょう。
乾燥までおこなえば、ドラムも衣類といっしょに乾燥されるので雑菌が繁殖しにくくなります。
それでもときには洗濯運転だけして乾燥運転はしないときはありますよね。
まして縦型の洗濯乾燥機の場合は、たまにしか乾燥機能を使わないかたもおおいです。
そんなときは「乾燥槽クリーン」コースです。ドラムを乾かしたいときに使うコースです。
ですのでなにも入れずに運転します。
約1時間ちょっとで終わります。ドラムを清潔にたもつために活用しましょう。
ドラムの乾燥にはドアを開けたままにしておくのもよし
いちばん手っ取り早いのはドアを閉じないまま放置することです。
※縦型の洗濯乾燥機の場合は、ドアを蓋と内蓋と読み替えてください。
ドラム式洗濯機の場合、ドア全開だと通路をふさいでじゃまになると思いますが、半開き程度ならいかがでしょうか。
一晩もすれば乾いています。
「乾燥槽クリーン」コースをするよりも経済的です。
買ってからしばらくの間はゴムのようなニオイがするときもある
買ってからしばらくの間、乾燥運転をするとゴム部品などのにおいがする場合があります。
使用するにつれて、においはなくなります。
- Qゴム部品ってどこのこと?
- A
とくにドア周りのゴムです。
香りの強い洗剤や柔軟剤を多めに使用していないか
においのよい香り、気に入った香りでも度を超えると悪臭になりえます。
とくに目分量で投入している場合は注意しましょう。
メーカーが推奨する量以上に使用していることもあります。
その結果、ドラム内や洗濯物に香りが強く残ることがあります。
かならず使用しているメーカーが推奨している量で投入することをこころがけましょう。
多く入れたとしてもメリットはないです。
なかには柔軟剤を多めに使用するコースも存在します。
例えば「香るおしゃれ着」コースです。
TW-127XP2、AW-12VP2などに搭載されています。
まとめ|洗濯機も定期的なメンテナンスが必要です。
洗濯機はよごれものを洗いますので、どうしても衣類から出たよごれは内部に蓄積していきます。
メンテナンスせず、よごれを放置してずっと使っているとニオイの問題が生じます。
この記事にたどりついたかたは、すでにニオイの問題が生じていると思われます。
ぜひ本記事の内容を試してみてください。改善することを願っています。
また、その場限りではなくこれからの洗濯ライフにおいても役立つ記事かと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
最後に確認事項をまとめます。
確認事項
- 「洗濯槽クリーン」コース、「洗濯-乾燥槽クリーン」コースでドラムを洗う
- オプション「自動お掃除」設定をオン
- オプション「カビプロテクト」設定をオン
- 運転は乾燥までやろう。または、「乾燥槽クリーン」コースの利用。
- ドアは半開き
- 買ってまもない間はニオイがある
- 必要量以上に洗剤、柔軟剤を使わない