【2022】東芝ZABOONドラムを比較TW-127XP2とTW-127XH2、TW-127XM2の違い

東芝

2022年モデルである東芝ドラム式洗濯乾燥機ZABOONの3機種を比較しました。

洗濯機の販売もおこなっている、まちのでんきやが選びかたやおすすめポイントを解説します。

当記事は以下のようなひとにとくに役に立ちます。

1.購入を考えているけど、なにが違うのかわからない

2.どんなポイントで見ればよいのかわからない

3.結局おすすめはどれよ?

ポイントとなる機能の比較

機能TW-127XP2TW-127XH2TW-127XM2
ウルトラファインバブル洗浄
マイクロバブル洗浄××
温水機能×
UV除菌洗乾 / UV温風除菌×
乾燥方式ヒートポンプヒートポンプヒートポンプ
インターネット(IoT)機能××
液体洗剤・柔軟剤自動投入
大型カラータッチパネル××
乾燥フィルターラクラクお手入れ×
東芝 ドラム式洗濯乾燥機 3機種 機能別比較表

東芝のドラム式洗濯乾燥機ZABOONは最上位モデルがTW-127XP2、中間モデルがTW-127XH2、廉価(普及)モデルがTW-127XH2となっています。

表の左の機種から順に高機能になり、右にいくほど機能が絞られます。

同時に左の機種から順にお値段が高くなり、右にいくほどお値段が安くなります。

黄背景色とした部分がポイントとなる機能と判断しています。

洗濯・乾燥の基本性能は3機種とも共通

東芝ライフスタイル プレスリリースより

東芝のドラム式洗濯乾燥機と言えば洗浄力!

洗浄力の基礎となっているのが「ウルトラファインバブル」です。

ウルトラファインバブルは、あのシャワーヘッド「ミラブル」でも使われており、だいぶ名称が浸透してきたかと思います。

小さい泡が衣類に浸透し、作用することで洗浄力が高まります。

そのウルトラファインバブル洗浄は3機種とも搭載しています。

ですので、洗浄力はほぼ同じと言ってよいでしょう。

最上位モデルであるTW-127XP2はウルトラファインバブルに加え、マイクロバブルも使用しています。

マイクロバブルは汚れ戻り防止を効果としています。

ウルトラファインバブル洗浄は3機種ともに搭載

そして、洗濯容量と乾燥容量。

何kgまで洗濯できますよ。何kgまで乾燥できますよ。という容量ですが、こちらも3機種ともに洗濯容量は12kg、乾燥容量は7kgです

洗濯容量12kg、乾燥容量は7kgは3機種ともに共通

同じ筐体を使っているので同じになります。

乾燥方式についても3機種ともにヒートポンプ式です。ちなみにTW-127XM2の前モデルでTW-95GM1という機種がありましたが、そちらはヒーター乾燥(水冷除湿タイプ)でした。

TW-127XM2として型名が変わったとともに乾燥方式も統一されたようです。

乾燥方式も共通となれば乾燥性能も変わらないです。

3機種ともに乾燥方式はヒートポンプ式

注意点|TW-127XM2はドアが左開きタイプだけ

画像|東芝ライフスタイル プレスリリースより

基本性能が同じだけど、TW-127XM2はドアが左開きタイプのみです。

ドアが開いたときに左側にヒンジがあり、ドアが左側で止まります

洗濯ものをどういうふうに洗濯機に投入するのかによって使い勝手が大きく変わりますので、この点はご注意ください。

いつも洗濯ものを入れる位置が洗濯機に向かった右側からなのか、それとも左からなのか。はたまた、ドアが開く方向が壁側のほうがよいです。

性能や機能うんぬんの前に使い勝手は重要です。

温水機能|XP2、XH2

東芝ライフスタイル プレスリリースより

給水した水を洗濯槽内のヒーターで温めて洗う機能です。

廉価モデルのTW-127XM2のみ搭載なしです。

白物衣類を除菌したい、食油よごれを落としたい、黄ばみを落としたいなど、通常のよごれよりも濃いよごれに対して効果があります。

そうした需要があるひとにはメリットはありますが、いかがでしょうか。

普段使いには使えない機能ではあります。

ただ、約15℃洗浄は寒いシーズンにはとても役に立ちます。水温が低くなると、その分洗浄性能も落ちるからです。

ところが、東芝ZABOONは冷たい水のこと気にしなくてよいです。

約15℃の水道水で洗浄したばあいと、約5℃の抗菌ウルトラファインバブル洗浄EXで洗ったばあいとで結果は同じです。ウルトラファインバブルは水温が低くても効果があります。

つまり、ウルトラファインバブル洗浄があれば水温が低くても問題なし、ということです。

そうなると、東芝ZABOONにかぎっては温水機能はさらに限定的なシーンでの活用となりそうです。

UV除菌機能|XP2、XH2

東芝ライフスタイル プレスリリースより

TW-127XP2、TW-127XH2が搭載しています。

ただし、このUV機能は通常のお洗濯のときには使えません。つまり、一番使うであろう「標準」コースでは使われないです。

特定のコースである「UV除菌洗乾」コース、「UV温風除菌」コース、ダニケアコースで使用されます。

せっかくUV機能があるのですから普段づかいにも使いたいところです。

ですが、今のところ活躍する場面は3つのコースのみであり、限定的です。

洗濯乾燥容量が4kgまでになる「UV除菌洗乾」コースは標準コースにUV機能が付加された動作をしますが、容量が4kgになるのでなかなか普段づかいするには使い勝手が悪いです。

UV温風除菌コースも容量1kgで、頻繁にクリーニングに出せない衣類であったり、ぬいぐるみが対象です。

ダニケアコースは毛布やシーツ類が対象です。ですので、衣替えのシーズンなど特定シーンでしか使わないです。

大型カラータッチパネル|XP2

東芝ライフスタイル スタイリッシュなデザインより

カラー液晶の操作パネルはTW-127XP2のみです。

7.8インチで大型です。サイズは日立のBD-STX120Hと共通ですね。

東芝の大型カラータッチパネルはなんかおしゃれです。洗濯、洗濯乾燥、乾燥で背景色が変わり、今どんな設定をしているのか一目でわかりやすいです。

横長の液晶画面になっていてスタイリッシュです。

操作もサクサクでスマートフォン感覚で運転の設定ができます。

大型カラータッチパネルのメリット

  • 操作がしやすい。スマートフォンのように直感的な操作ができます。カラフルで見やすいですし、今どんな運転設定をしているのか理解しやすいです。
  • 説明がわかりやすい。コースのアイコンや、コースの説明で使われているものがイラスト付きなので理解しやすいです。取扱説明書が液晶パネルのなかに内蔵されているようなものです。めったに取扱説明書を取り出す必要はなくなります。
  • デザインがよい。横長のディスプレイがかっこいいです。洗濯機には横長がよく似合います。2年前のモデルまでは7インチディスプレイでもうすこし奥行きがある長方形でした。それと比べるとスタイリッシュに進化しています。

IoLIFE(スマートフォンアプリ)|XP2

東芝ライフスタイル スマートフォン連携(アプリ対応)より

IoT対応している機種はTW-127XP2のみです。

アプリ「IoLIFE」をスマートフォンにインストールして使います。

運転終了するとアプリに通知してくれたり、運転中に開くと運転の残り時間などが確認できます

また、液体洗剤・柔軟剤タンクの残量少のお知らせ通知は助かります。

自動投入にまかせっきりだと「いつの間にか洗剤がなくなっていた」なんてことが起こります。

スマートフォンにPUSH通知がくるので、そのタイミングで補充したり買い物にいくことができます。

スマートフォンアプリは今後も拡張性が期待されます。

また、ヨレてしまったTシャツを、高濃度の柔軟剤液につけおきすることで、ヨレをなおす「Tシャツ回復」コースであったり、ウォッシャブルタイプの羽毛ふとん用のコースとして「羽毛ふとん」コースなどアプリ独自のコースを洗濯機にダウンロードできます。

あったらあったでとても便利です。

IoT機能搭載の洗濯機は年々ぞくぞくと増えています。

どんな機能があるのか解説記事もございます↓

液体洗剤・柔軟剤自動投入|XP2、XH2、XM2

東芝ライフスタイル プレスリリースより

便利な自動投入機!この機能ははずせません。強くおすすめします。

東芝ZABOONのドラム式洗濯乾燥機は3機種(XP2、XH2、XM2)とも自動投入機搭載です。

パナソニック、シャープの廉価モデルには自動投入機は搭載ありませんが、東芝ZABOONならあります。

お値段を抑えたいひとも自動投入機つきの洗濯機が買えます。さらに乾燥方式もしっかり「ヒートポンプ式」ですからね。「ヒーター式」ではありません。

3機種での比較にはなりませんが、重要なポイントです。

お値段の比較

価格.comで3機種の値段を確認してみました。

あくまで全国のECサイトのなかの最安値なので、参考程度にとどめてください。

量販店で購入するとなるともう少しお値段が上がるとおもいます。

TW-127XP2TW-127XH2TW-127XM2
\258,600\236,758\222,000
価格.com最安値調べ 2022/12/16

まちのでんきやの結論|2022の東芝ZABOONドラムを買うなら・・・

東芝ライフスタイル プレスリリースより
  • せっかくドラム式洗濯乾燥機を買うならフル装備、大型カラータッチパネルがよいなら|TW-127XP2
  • 大型カラータッチパネル、IoT、マイクロバブル洗浄に魅力を感じないなら|TW-127XH2
  • お値段重視。さらに温水機能、UV機能なしでよいなら|TW-127XM2
  • ねらい目は・・・最上位モデルと最下位モデルの価格差がわずか+3万円。+3万円でマイクロバブル洗浄、温水機能、UV機能、スマートフォンアプリ連携(IoT)、大型カラータッチパネル搭載である|TW-127XP2

東芝ZABOONは最上位モデルと廉価モデルの価格差が大してありません

+3万円でこれだけの機能満載のフル装備であればコストパフォーマンスがよいです。

TW-127XP2に特化して、前年モデルTW-127XP1との比較記事もあります↓

東芝ZABOONの3機種で迷ったら、ぜひこの記事のアドバイスを参考にしてみてください。では。

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