【2023】東芝ドラム式洗濯機TW-127XP3/XH3/XM3の変更点【違い】

東芝

2023年9月に東芝ライフスタイルから最新ドラム式洗濯乾燥機が発売されます。

機種名はTW-127XP3、TW-127XH3、TW-127XM3です。

旧モデル名は、TW-127XP2、TW-127XH2、TW-127XM2です。

形名の下についている数値が2→3に変わっています

本記事では、旧モデルからなにが変わったのか、新機能を解説していきます。

UV照射出力を従来の約5倍に増強。UVを使うコースが増えた【XP3】

東芝ライフスタイル公式Webより

2021年のTW-127XP1から搭載されたUV機能が性能アップしています。

UV照射の出力が従来から約5倍にアップしています。

それにより、「UV除菌」コース、「UV除菌消臭」コース、「UV除菌洗濯」コースが新たに追加されています。

女性A
女性A

UVを使うコースであることはわかるけど、似たようなコースでわかりにくい。

それらはどんなコースなの?

千宅也
千宅也

順に説明していきます。

UV除菌コース(ドラム回転/ドラム静止)(容量 1kgまで)

毎日のように使っているのに、頻繁に水洗いできない衣類などをハイパワーUVで約40分間スピーディにしっかり除菌、ウイルスも抑制。

運転中にドラムを回転させるコースと回転させないコースを選べます。

水も温風も使わずにUV照射のみで除菌するコースです。

帽子やぬいぐるみなどが対象衣類として推奨されています。

東芝ライフスタイル公式Webより

UV除菌消臭コース(ドラム回転/ドラム静止)(容量 1kgまで)

臭いが気になるスーツや帽子などは、UV照射と温風で除菌・消臭、ウイルスも抑制。

UV照射に加えて温風で消臭を行うコースです。

運転中にドラムを回転させるコースと回転させないコースを選べます。

スーツやジャケットなどが推奨衣類です。

UV除菌洗濯コース(洗濯容量2kgまで)

お洗濯前とすすぎ、脱水時にUVを照射。乾燥機にかけたくないお気に入りの服や、子供の制服など、やさしく洗濯しながら除菌、ウイルスを抑制します。

洗濯運転中にUV照射を行い除菌するコースです。

洗濯運転ですので、通常のお洗濯と同じように水を使って洗います。

幼稚園の制服などが推奨衣類です。

東芝ライフスタイル公式プレスリリースより

旧モデルから搭載されている「UV除菌洗乾」コース、「ダニケア」コースは同様に搭載されています。

「UV温風除菌」コースは「UV除菌消臭」コースに変わっています。

(※TW-127XH3のUV温風除菌コースはそのままです。)

ドアパッキン洗浄が追加。お手入れ性能がアップ【XP3/XH3/XM3】

東芝ライフスタイル公式プレスリリースより

ドラム式洗濯乾燥機はドアパッキンの裏側に衣類から排出された糸くずやホコリが溜まりがちです。

主要洗濯機メーカー各社(パナソニック、日立、シャープ)、ドアパッキン洗浄は搭載しており、お手入れ性能がアップしています。

同じく2023年度モデルにてシャープにもドアパッキン洗浄が搭載されました。

今回、東芝もその機能をキャッチアップしてきた形になります。

2本の大流量シャワーをドアパッキン裏側に流し、糸くずやホコリを洗い流します。

洗い流したゴミは排水フィルターに流れ落ちます。

ドアパッキン洗浄の搭載履歴

  • 2021年、パナソニック(NA-LX129A、他)に窓パッキング洗いを搭載
  • 2022年、日立(BD-STX120H、他)にドアパッキン自動おそうじを搭載
  • 2023年、シャープ(ES-X11B、他)にドアパッキン自動洗浄を搭載
  • 2023年、東芝(TW-127XP3、他)にドアパッキン洗浄を搭載

「60℃温水槽クリーン」コースで黒カビの発育を抑制【XP3/XH3】

東芝ライフスタイル公式Webより

槽クリーンコースに新たなコースが追加されました。

60℃の温水で槽クリーンコースを実行することで黒カビの発育を抑制します。

60℃温水槽クリーンコースは、槽クリーン用の洗浄液を使わず温水で洗濯槽・脱水槽を洗います。

わざわざ、槽クリーン用の洗浄液を用意する必要がないのでよいですね。

洗浄剤を使用しないのでお財布にも優しいお手入れ機能です。

他社で同様のコースを提供しているのはパナソニックの約60℃槽カビクリーンです。

2021年、パナソニック(NA-LX129A、他)より搭載されています。

お手入れ性能のアップは、昨今の清潔性意識の高まりを反映している形ですね。

アプリ「IoLIFE」のデザイン改良。ライオン社協業コースが追加【XP3/XH3】

東芝ライフスタイル公式プレスリリースより

東芝の家電総合アプリ「IoLIFE」の洗濯機の操作画面、UIが改良されました。

レイアウトや操作ステップを見直し、より簡単な操作を実現しています。

また、画面色・文字色の変更や、視覚的に見やすいイラストの採用など、UIを改良しています。

さらには従来機種から搭載されているアプリコースに「超濃縮つけおき」コースが追加されました。

この「超濃縮つけおき」コースはライオン株式会社と共同開発です。

ライオン社から販売されている「トップ スーパーNANOX自動投入洗濯機専用洗濯洗剤」専用のアプリコースです。

トップ スーパーNANOX自動投入洗濯機専用洗濯洗剤を使ったときに専用コースの効果と相まって効果を発揮します。

従来の「つけおき」コースのつけおき時間6時間から、約半分の約3時間に時間短縮しながらしっかり洗うことができます。(洗濯容量3kgまで)

さりげなく、準ハイエンドモデルであるTW-127XH3もIoT化。アプリが使えます。

従来機種であるTW-127XH2にはIoT機能非搭載であったので機能アップしています。

ぞくぞくとIoT機能搭載洗濯機が増えています。

【2022年】IoT機能搭載の洗濯機一覧|どんなことができる?あったら便利?

東芝のドラム式洗濯乾燥機は、同社冷蔵庫との連携機能もあります。

【2023】洗濯機が冷蔵庫とIoT連携?東芝冷蔵庫ベジータFSZシリーズ

東芝ライフスタイル公式プレスリリースより

【2023】東芝ドラム式洗濯乾燥機、新機能対応表

東芝ライフスタイル公式プレスリリースより
TW-127XP3TW-127XH3TW-127XM3
UV除菌コース
UV除菌消臭コース
UV除菌洗濯コース
ドアパッキン洗浄
60℃温水槽クリーン
スマートフォンアプリ改善
超濃縮つけおきコース
機種ごとの新機能対応一覧表

まとめ

今年の東芝ドラム式洗濯乾燥機の主な変更点は、UV機能の性能アップ、お手入れ・清潔性能アップ、準ハイエンドモデルにIoT機能追加です。

マイナーチェンジとなっています。

東芝のドラム式洗濯乾燥機は、フラグシップモデルから最下位モデルまで液体洗剤・柔軟剤 自動投入が搭載しています。

また、フラグシップモデルから最下位モデルまでヒートポンプ乾燥機能が搭載されています。

基本性能はどのモデルもほぼ共通ですので、あとはマイクロバブル、IoT、温水機能の有無などでお好みのモデルを選択すればよいと思います。

それではまとめです。

  • UV照射出力が約5倍。「UV除菌」コース、「UV除菌消臭」コース、「UV除菌洗濯」コースが追加された【XP3】。
  • ドアパッキン洗浄が全ラインナップに追加。設定不要で、今までどおり運転するだけで勝手にお手入れしてくれます【XP3/XH3/XM3】。
  • 「60℃温水槽クリーン」コース追加。洗浄液を使わないで洗濯槽・脱水槽を清潔に保てる専用コースを搭載【XP3/XH3】。
  • アプリのデザインが改良。ライオン社とのコラボコース「超濃縮つけおき」コースが追加【XP3/XH3】。
  • 準ハイエンドモデルであるTW-127XH3がIoT化。アプリで操作が可能になった。

【2023】東芝の最新ドラム式洗濯乾燥機の発売は9月、旧モデルが最安値になる今が狙い目

最新モデルが9月発売なので商品の入れ替え準備のため、8月・9月は旧モデルの販売は在庫品のみとなります。

そのため、この期間に旧モデルを購入するのも大変おすすめです。

最新機能が搭載されている最新機種は捨てがたいですが、人によっては不要な機能であるばあいもあります。

そんなときは値下げしきった旧モデルを購入するのも手です。

旧モデル名はTW-127XP2、TW-127XH2、TW-127XM2です。

ぜひ購入する際には参考にすることをおすすめします。

それでは。

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