2022年における各社縦型洗濯機の自動投入機 液体タンク容量を比較しました。
洗剤自動投入機は、シャープを除く、パナソニック、日立、東芝、アクア、主要国内洗濯機メーカーの洗濯機、とりわけハイエンドモデルに搭載されています。
シャープだけ唯一搭載なしです。ドラム式洗濯機には搭載されています。
洗剤自動投入機自体には性能差はありません。液体を注入するだけですので。
注入する量も衣類の量と設定した洗剤、柔軟剤の基準量で決まります。
そうなると、どれだけ洗剤、柔軟剤の液体を自動投入タンクに溜められるかが重要な要素です。
調べた結果をご紹介いたします。
液体タンク容量の比較
2022年度縦型洗濯機のタンク容量を表にしました。単位はmLです。
メーカー | 製品型名 | 洗剤 | 柔軟剤 |
パナソニック | NA-FA12V1/FA11K1 | 920 | 590 |
NA-FA10K1/FA9K1/FA8K1 | 450 | 560 | |
NA-FW10K1 | 390 | 490 | |
日立 | BW-DKX120H/DX120H/DX100H/DX90H BW-X120H/X100H/X90H | 400 | 500 |
東芝 | AW-12VP2/10VP2/12DP2/10DP2 | 400 | 500 |
シャープ | 搭載機種なし | なし | なし |
アクア | AQW-VX14N/VX12N/VX10N/VX9N/VX8N AQW-VA14N/VA12N/VA10N/VA9N/VA8N | 800 | 780 |
液体タンク容量は各社ばらばら

縦型洗濯機はドラム式洗濯機と比べるとタンクの容量は大きくしにくいです。
洗濯機本体の形や構造によりスペースを確保しにくいからです。
それにもかかわらずパナソニックの洗剤液体タンク「920mL」は大きいです。
タンク容量が大きければそれだけ液体を補充する手間が少なくなる、買い物に行く回数が減る、家事がラクになる、ということなのでとても重要です。
ですので、タンク容量が小さいメーカーは他を追従してより大きく、そして追従されたメーカーはさらに大きくしていくでしょう。
ぞくぞくと自動投入搭載の洗濯機が増えてきている
2022年において、あらたに液体洗剤・柔軟剤の自動投入が搭載された機種を見てみましょう。
パナソニックでNA-FA10K1/NA-FA9K1/NA-FA8K1の3機種が追加されました。
他のメーカーには変化がありません。
縦型洗濯機は今までハイエンドモデルのみ洗剤自動投入機が搭載されていました。
それが徐々にですが、下位モデルにまで搭載されてきています。
洗剤自動投入機が市場で評価されてきているからでしょう。便利ですからね。
今後も搭載機種が増えることが期待されます。
まとめ|洗剤自動投入機は洗濯機の必須の機能に

各社2022年度の縦型洗濯機を液体タンク容量で比較をしてみました。
タンク容量で見るとパナソニック、アクアが大容量。
全体でみると400mL前後が一般的な容量です。小さめです。
縦型洗濯機はドラム式洗濯機と比べると製品本体が小さくスペースに限りがあるからです。
今年はパナソニックが3機種、あらたに洗剤自動投入機を搭載しました。
今後もぞくぞくと自動投入機を搭載した機種が増えていくと思われます。
これから洗剤自動投入機を搭載した洗濯機の購入を検討されるひとは、メリットとデメリットを綴った記事もよかったら読んでみてください。