- 洗濯のコツ
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生乾き臭には石鹸&酸素系漂白剤で煮洗いを ーアトピーと洗剤⑩
当ブログではアトピー改善におすすめのライフスタイルをご提案しています。
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20代の頃の原因不明の皮膚炎や今に続くさまざまなアレルギー症状、また長男の乳児湿疹や喘息をきっかけに生活習慣全般をみなおすようになりました。とくに洗濯には気をつけるようになりました。
現在ではアルカリ洗濯、石けん洗濯などを組み合わせて快適に洗濯をしています。
今回は【アトピー改善には手ぬぐい】シリーズの第10回目。
手ぬぐい使用がアトピー改善につながるという記事を順を追って書いています。(過去記事 第1回目)
第8回目の記事より生乾き臭対策には煮洗いがいいことを書いています。
9回目は洗濯石けんの選び方を書きました。
今回はその続きで酸素系漂白剤についてです。
酸素系漂白剤について
⑤酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム100%・粉末タイプ)を用意します。
※粉末タイプと液体タイプがありますが成分と使い方が違います。
煮洗いには粉末がおすすめです。
少し大きめのスーパーによく置かれている商品です。
漂白剤の種類は2種類
家庭で使う漂白剤には2種類あります。
塩素系漂白剤と酸素系漂白剤です。
塩素系漂白剤
私が子どもの頃は塩素系漂白剤しかありませんでした。
独特な強い臭いがします。プールの消毒のにおいですね。薬品というイメージです。
漂白作用もとても強いです。
色柄物をうっかり浸けると色がなくなってしまいます。
長時間浸けたり何度も漂白した布巾などは繊維がボロボロになって溶けてしまうことも。
取り扱いには細心の注意が必要です。
使い方を誤ると命を落とすことさえあります。
塩素系漂白剤に酸性洗剤(トイレ用洗剤やお酢、クエン酸など)をまぜると有毒ガスが発生するのです。
気をつけていてもうっかりミスも起こり得ます。
塩素系漂白剤で掃除をした壁に酢のスプレーをしてしまった、塩素系漂白剤が残っている容器でトイレ用洗剤を使ってしまった、など。
とくに子どもさんがいるご家庭では買わないことが一番の危険防止です。
また環境への負荷も大きいです。
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は塩素系より作用が穏やかで色柄ものにも使えます。ツンとした臭いがないのも特徴です。
酸素系漂白剤は環境にやさしいすぐれた洗浄剤です。
ただし、肌に触れると肌荒れを起こします。アトピーで肌が繊細な方は衣類に残留しているとアトピーが悪化するかもしれません。
正しい分量を使ってしっかりすすぐことが大事です。
⑥酸素系漂白剤で使用できる生地
丈夫な綿や麻素材がおすすめです。
おしゃれ着や繊細な衣類は生地が傷む可能性があります。
⑦鍋を用意します。
鍋はステンレスかホーローを使用して下さい。
私は古くなったステンレスの鍋を煮洗い専用にしています。
アルミ鍋は厳禁です。腐食して変色したり穴があいたりします。
ステンレスとアルミ鍋の見分け
ステンレスは磁石についたりつかなかったりする。
アルミは磁石がつかない。
区別は、
・重さを参考にする。
ステンレス(2倍)〉アルミ
・柔らかさを参考にする
ステンレス(固い) アルミ(やわらかい感じ)
・つやを参考にする
ステンレス(つやつや輝く) アルミ(白っぽく輝く)
できるだけ大きめの鍋を用意して下さい。ぎりぎりまで水が入ると酸素系漂白剤を入れたタイミングで泡がむくむく盛り上がって吹きこぼれる可能性があります。
⑧たっぷりの水(今回は2リットル)を火にかける。
⑨少し温度があがったら、石けん(大さじ1)を入れて菜箸でよく溶かす。
⑩ふきんを入れる。
⑪酸素系漂白剤大さじ1をパラパラと振り入れる。
⑫泡立ったらすぐ火を止める。
⑬このタイミングで温度をはかってみたところちょうど50度でした。このまま冷めるまで放置します。
⑭酸素系漂白剤の注意書きには「熱湯で使用しないで下さい」とあります。
酸素系漂白剤が一番効果を発揮するのは50度くらいです。
⑮煮洗いした後のにごった水
⑯手洗いや洗濯機でよくすすぐ。石けんがネバネバついていますのでしっかり何度もすすいで下さい。
素手で洗うと手が荒れますので気をつけて下さい。
以上で煮洗いは終了。もう生乾き臭はしません。
もちろん手ぬぐいも同じようい煮洗いできます。手ぬぐいは薄いので煮洗いが簡単です。
今回は水、石けん、酸素系漂白剤を計って使用していますが、いつもは適当です。目分量です。
温度を計ったりもしていません。
目安が分れば大雑把で大丈夫です。
次回は洗濯物を減らしてくれる「珪藻土バスマットのすすめ」です。
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(イラスト:ジュンコ)