- 二槽式洗濯機
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石鹸と相性のよい二槽式洗濯機の使い方 ーアトピーに優しい洗濯①
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20代の頃の原因不明の皮膚炎や今に続くさまざまなアレルギー症状、また長男の乳児湿疹や喘息をきっかけに洗濯をみなおすようになりました。(プロフィール)。
現在ではさまざまな工夫をして石けんやアルカリ剤を使い、カビや洗剤の残留のない洗濯をしています。
今回はむずかしい石けん洗濯も楽々こなしてくれる頼もしい洗濯機、二槽式洗濯機の使い方をご紹介します。
撹拌力が強い二槽式洗濯機
二槽式洗濯機はパワーがあります。
強力なモーターでグルグル水をかきまわすので石けんがしっかり泡立ちます。
それとくらべて最近の全自動洗濯機は「静か」であることが重要視され、ますます撹拌力がなくなっています。
「ウィーン…… ウイーン……」と力なく回る全自動洗濯機は合成洗剤使用が大前提の洗濯機です。
だからどうしても石けんにはむきません。
二槽式洗濯機の使い方
私の世代にはなじみ深い二槽式洗濯機ですが最近はほとんど見かけなくなりました。
ご存知ない方のために使い方をご説明します。
二槽式洗濯機の基本操作は、
・水を入れる、止める=水道をひねる
・排水する=スイッチを回す
・撹拌する=スイッチを回す
とすべて手動です。
中には半自動の製品もありますが、手動のものよりはデリケートで多少壊れやすいかもしれません。
長く使うには全手動のオーソドックスな二槽式洗濯機がおすすめです。
・水を入れる。
水道の蛇口をひねって水を入れます。低水位にします。
・石けんを量る。
付属のスプーンなどで説明書通りの分量を計ります。
石けんの量を守ることが重要です。少なくても多くても上手に洗えません。洗濯物の量に合わせて石けんの分量が決まります。
・撹拌(洗い)のスイッチを3分に合わせる。
・水が撹拌しているのを確認したら石けんをパラパラふりいれる。
・撹拌して泡立て中。
・撹拌している間に部分洗いをしておく。
えりや袖口の汚れ、靴下の泥汚れは粉石けんではなかなか落ちません。固形石けんを使って部分洗いをしておきます。
・3分たつとモコモコ泡立ちます。
・撹拌のスイッチを8分くらいに合わせる。撹拌しながら水道水を定位置まで入れる。
水の分量は洗濯物の量で決まります。石けんの袋に書かれている水量を入れます。
・洗濯物を入れる。
泡をつぶさないように、端から少しずつそっと入れるのがポイントです。
・7分撹拌。
・7分経過。
泡がたくさん残る場合と少ししか残らない場合があります。洗濯物の汚れ具合やループ状の洗濯物(タオルなど)の分量などちょっとした差で変わります。
・排水する。
・時間や体力に余裕があればお風呂の残り水をバケツ一杯分かける。
してもしなくても洗い上がりにあまり変わりはありません。多少泡切れがよくなる程度です。
追記:二槽式洗濯機の取扱説明書より、メーカー推奨の中間脱水と脱水予備すすぎの方法を記載します。私はずっとあまり効果がないと思っていましたが、丁寧にすると泡切れに違いがでます。
洗いがすんで排水したあと洗剤をとるために中間脱水をします。
洗濯物を脱水槽に均等に入れ、脱水キャップも水平にいれ内ふたをします。
脱水槽のふたをしめて2〜3分脱水します。
次に本すすぎの時間を短くし節水するために、脱水予備すすぎというものをします。
給水切り替えを脱水側にし、蛇口を少しひねり水を出します。
内ふたをしめておくと水がシャワーのように中の洗濯物にかかります。
「むだ水」という文字が見えますが、「むだ水」の内側に水が入り込むのは水がむだになっているということです。水が出ないように調整します。
1分間シャワーをしたら、給水を止めて1分脱水します(いったん2分以上回してから戻します)
そのあと本すすぎをします。
・二槽式洗濯機のすすぎのコツ。中間脱水と脱水予備すすぎをマスターしよう
・ホースについた泡もバケツの水で流す。
・1回目のすすぎ。
水を定位置まで入れて3分撹拌する(定位置まで入ったら水を止めるためすすぎがおすすめです。とくに念入りにすすぎたい場合は注水すすぎをしてください)。
・1回目のすすぎ後の水のにごり具合。
(追記:これは中間脱水、脱水予備すすぎをしていない時の写真です)
(追記:こちらは中間脱水、脱水予備すすぎをしたあとの写真。わかりづらいですがこちらの方が目視では水のにごりが少なく感じます。)
・2回目のすすぎ。
水を定位置まで入れて3分撹拌する(定位置まで入ったら水は止める)。
・2回目のすすぎ後の水のにごり具合。
(追記:これは中間脱水、脱水予備すすぎをしていない時の写真です)
(追記:こちらは中間脱水、脱水予備すすぎをしたあとの写真。やはり目視ではこちらの方が水のにごりが少なく感じます。)
・3回目のすすぎ。
水を定位置まで入れて3分撹拌する(定位置まで入ったら水は止める)。
2回でも十分ですが、アトピーや肌が敏感な方は3回すすぎ(ためすすぎ)をおすすめします。
・3回目のすすぎ後の水の様子。
ほぼ透明になります(中間脱水、脱水予備すすぎをしていない時の写真です)。
・排水したら脱水槽に移し替える。
この作業は少し力が必要です。
・ふたをしめる。
安全のためこのふたをしめないと回転しません。
・1分脱水をする。
・脱水槽から洗濯物を取り出す。
以上で洗濯終了です。
二槽式洗濯機での洗濯の様子を動画でご紹介します。使い方がわからない方、また石鹸の泡立ち具合なども確認していただくことができます。
順を追うとたくさんの工程があるように見えます。
実際は朝の身支度や洗面所やトイレの掃除をしながらどんどん洗濯が進行します。
時々タイマーをひねるだけなので慣れてしまえばほとんど負担には感じません。
(追記:中間脱水と、脱水予備すすぎは少し手間がかかります)
全自動と大きく違うのは給水や脱水の速さです。あっという間に給水、排水が行われます(全自動は動作と動作の間にかなり時間がかかります)。
ためすすぎ2回の場合はおよそ25分と全自動より洗濯が早く終わります。
ただしスイッチ一つの全自動と比べるとこれだけの手間がかかるのも事実です。
それでもとくに石けん洗濯にこだわるなら二槽式洗濯機が一番おすすめです。
石けんに限らずどんな洗浄剤を使っても、洗濯槽の掃除が自分でできるのでいつでも清潔を保てるのがよいところです。
アトピーの方の安心安全なお洗濯には最高の洗濯機だと思います。
・二槽式洗濯機シリーズ2 洗剤と水を使いまわして時短&節約!
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