アトピー改善には治療より食事を薬よりカビと添加物のない生活を


  • 9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方

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「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」で脱ステロイド①

当ブログではアトピー改善におすすめのライフスタイルをご提案しています。

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20代の頃の原因不明の皮膚炎や今に続くさまざまなアレルギー症状、また長男の乳児湿疹や喘息をきっかけに生活全般をみなおすようになりました(こちら)。

その結果、症状が出ても薬を使わずにコントロールできるようになりました。

今回はステロイドを使わないことをすすめている本をご紹介します。

「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」

私の脱ステロイド体験、その後の湿疹の完治、また宇津木龍一氏がすすめる脱保湿のスキンケアによる肌の回復を経て確信したことがあります。

アトピーやすべての肌疾患の改善に有効なのはステロイドや保湿ではなく肌自身の回復力を高めることだということです。

肌は外から何も足さなくても自分で回復する力をもっています。

「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」という本をご紹介します。

発行は2016年2月です。

9割の医者が知らない 正しいアトピーの治し方

著者は

藤澤重樹
藤澤皮膚科院長。1976年日本大学医学部卒業。国立予防衛生研究所で腫瘍免疫の研究で医学博士号取得。静岡県立こども病院、社会保険横浜中央病院皮膚科部長、日本大学医学部講師を経て、1992年練馬区大泉学園に藤澤皮膚科開業。著書に『ストロイドはもういらない アトピーの治し方』(合同出版)『アトピー治療革命』(永岡書店)などがある。

 「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」著者紹介より

 

ベテランのお医者さまですね。

この本は文字が大きく行間も広くて読みやすいです。簡易な文章で書かれています。またたくさんの図や表、イラスト、ピンクのマーカーなど、さくさくと読める工夫がされています。

この本を読んで「ステロイドに頼らない」という選択肢があるということを知って頂けたらと思います。

アトピーの標準治療はステロイド頼み

 

昔は小学校に入る前にはほとんどの人がなおっていたと言われるアトピー。

現在はどうでしょうか?

 標準治療を受けた患者さんの予後を長期にわたって追った詳しい調査は行われていません。つまり、標準治療を受けて完治した人がどれだけいるのか、反対に標準治療でかえって悪化した人がどれだけ存在するのか、まったくわからないのです。よくなったのか、そうでないのか。漠然とした数字さえ誰も把握できていない、というのが実態です。
 したがって、標準治療は決して「膨大な臨床結果にもとづく唯一無二の優れた治療法」というわけではありません。その証拠に、もし標準治療が本当に優れているなら、その普及によってアトピーで苦しむ人はもっと減っているはずです。
 しかし、現状はまったく逆です。
 標準治療が広く行われるようになったにもかかわらず、有病率は増加の一途をたどっています。 同書P19より

 

そもそもステロイドが標準治療になったのは患者さんにもお医者様にも問題があると私は思います。

まずすぐに結果をほしがる患者さんが多いということです。

ステロイドは魔法の薬です。すっとひと塗りできれいになおったような状態になります。本人の努力は何もいりません。

・不快な症状をがまんする
・身体によい食事に切り替える
・規則正しく運動をする
・過剰なスキンケアをみなおす
・寝具や部屋を清潔にたもつ

といった生活改善の努力なしに一瞬でなおったかのように見せてくれるのがステロイドです。

ただしなおったわけではなく症状を抑えているだけなのでその後いたちごっこになり、使用の長期化と強いステロイドへの移行という問題がでてきます。

それでも一瞬できれいな肌になる魅力は強く副作用のリスクにおびえながらもつい使ってしまいがちです。

アトピーは何もしなければ自然になおる?

アトピーはステロイドで抑え込まなければ自然になおると本書には書かれています。

 発症の原因は、いまだ特定されていませんが、最初の“間違い”によって発症したアトピーは、本来なら放っておけば自己修復プログラムが働き、自然治癒に至ります。
 ところが、ステロイドを使って症状を抑え込むと“間違い”が認識されにくくなります。P39〜40

 

子供がアトピーかも?という状況になったらいてもたってもいられなくて、あわててお医者様に行ってしまいがちです。ところがステロイドを一旦使うと治ったように見えるので本当の状態がわからなくなってしまいます。

 この場合、自然治癒を目指すためには、ステロイドの使用を中止するしかありません。よく知られているように脱ステロイドには激しいリバウンド症状が伴いますが、この苦しい時期を乗り越えると、体内で“間違い”が認識されて自己修復機能のスイッチがオンに切り替わり、修正プログラムが起動します。 P40より

 

あわてずじっくり観察して、しばらく何もしないで不快感をがまんする。何より努力して生活を改善する。それだけでほとんどの皮膚炎は消えてしまう。これは私の体験から強く確信していることです。

 ステロイドを使わない治療は、ゆっくりと治癒に向かうため、地味に見えますが、実際に比べてみると、結果的にこちらのほうが早く治ります。まさしく“急がば回れ”を地でいくわけです。 P40より

 

現在は医療が発達しているので薬に頼るのが当たり前になっているところが問題です。

この本のタイトル「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」を見るとまだ9割のお医者さまがステロイドによる標準治療をされているということですね。

副作用のあるステロイド以外の治療法がほとんど提案がされていないという点でお医者様にも問題があると思わずにはいられません。

乳児湿疹はどう対応すればいいの?

アトピーとの区別がつきにくい症状に乳児湿疹というものがあります。

 この湿疹は短ければ3、4カ月、長くても数年たてば、自然治癒に至ります。もともと乳児湿疹は一種の生理現象なのですから、慌てずにどーんと構えて放っておけば、やがて自然に消えます。P60より。 

 

我が家の長男は0歳児の冬、突然顔が湿疹だらけになりました。

私は20代の頃湿疹で悩まされ脱ステロイドで苦しい思いをしたのでものすごくショックでした。

まさか我が子も同じ苦しみを味わうの?

このままアトピーになったらどうしよう。もうパニックです。

でも薬に頼らず自然治癒した体験を持っていましたので、まずは心を落ち着かせ子どもをじっくり観察することにしました。

ステロイドの治療は本質的な解決ではない、ただ症状を抑えているだけということを知っていて本当によかったと思います。

また運がよいことに親しい先輩ママが「乳児の湿疹は薬を絶対使わない方がいい」とアドバイスをくれました。
「病院に行っても病名もらうだけだよ」という不思議なことばをくれたのです。

本書ではあわててステロイドを使うと後々重症化する可能性があると書かれています。

それでなくても赤ちゃんの薄い肌にステロイドを塗るなんて本当におそろしいです。

いろいろな選択肢があることを知ってほしい

長男が小学生の時仲のよい友達がアトピーでした。その子は皮膚科で処方されたステロイドをいつもぬっていました。

両親は共働きで忙しく食事は毎日あげものや買ってきたお惣菜の洋食ばかり。夕飯が遅くなるのでスナック菓子などを日中たくさん食べていました。

その子が遊びにくると長男が頭痛を起こすという不思議な現象が度々起きました。理由は衣類の柔軟剤の香りです。

ものすごく強いにおいの服を着ているので、冬など窓をしめきっていると息ができなくなるくらいでした。

私はステロイドを塗るまえにできることがたくさんあるのにと思いました。

身体に優しい食事をできる範囲で手作りする。化学物質が添加されていない安全な洗濯物を着せてあげる、などなど。

それでもなかなか自分の体験を話すことはできないものです。
「ステロイドはやめた方がいいよ」とは簡単には言えません。これは立ち話ですむような内容ではないからです。

私の体験はたった一つの事例です。たくさん知っているわけではありませんし専門家でもありません。

また人はそれぞれ自分の価値観を大切に生きています。ほんの少し話したくらいで考え方を変えてもらうことは不可能ですし、間違って伝わっても大変です。

今まで身近にいた何人ものアトピーの知り合いに、ステロイドは使わない方がいいよとお伝えすることができずもどかしい思いをしてきました。このサイトを書きはじめたのはそれがきっかけです。

まずはステロイドを使わない治療方法があるということだけでも知って頂きたいと思います。

本書の前半にはステロイドの特徴、危険性が詳しく書かれています。脱ステロイドをサポートしてくれる医師をさがすこと、脱ステロイド中の心構えなどにも触れられており実践的です。

ステロイドを使わないお母さんの子育てに寄り添う提案もあり心強いです。

アマゾンや楽天の口コミは?

ところでアマゾンや楽天の口コミを見ると賛否両論入り混じっています。

脱ステロイドなんてとんでもないという意見からとてもよかったというものまで多岐にわたります。

気になったのは、反対派の意見の中の、「脱ステロイドは時間がかかるのでできない」というニュアンスのレビューです。また仕事をしているので人の目が気になり取り組めないというのもありました。

私もステロイドをやめた時はリバウンドで顔が1年近くはれあがりました(リバウンドの状態はステロイドを使った期間や薬の強さにより異なります)。人と会う仕事をしていたのでどれだけ周りに心配や不快な思いをかけたかと思うと今でもいたたまれなくなります。

そして年頃なのにひどい状態の顔で毎日出勤していたつらい状況を思いだすと、とても気軽に脱ステロイドをおすすめすることはできません。結果がすぐに出ず長い暗いトンネルの中を進むような毎日なので大変な覚悟が必要です。

それでもあきらかに副作用のあるステロイドに頼り切るのはリスクが大きすぎます。

アトピーの方、またアトピーの子どもさんを持つ方は薬にたよるまえにたくさん本を読んで色んな考え方があるということを知って下さい。

入門の1冊としてこの著書をおすすめします。

次回は本書より脱保湿のこととを書きます。

合わせて脱ステロイドと脱保湿をセットで治療されている佐藤健二先生の本もおすすめです。

佐藤健二先生の治療に関してはこちらに詳しく書いています。

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(illustrated by junko)


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