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  • アトピーを悪化させる合成洗剤の危険性

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だまされないで、それは合成洗剤です。アトピーに良い洗剤を選ぶコツ

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20代の頃の原因不明の皮膚炎や今に続くさまざまなアレルギー症状、また長男の乳児湿疹や喘息をきっかけに食事をはじめとした生活習慣全般をみなおすようになりました(プロフィール)。

肌が敏感なアトピーの子どもさんには洗剤にも気を配っていただきたいと思います。

前回は合成洗剤や柔軟剤がなぜ肌によくないのか、その驚きの理由について書きました。

今回はさらに詳しく長谷川治氏著『石けんと合成洗剤50のQ&A あなたは何を使って洗っていますか?』から合成洗剤の危険性についてご紹介します。

これでわかる!石けんと合成洗剤 50の疑問: あなたは何を使って洗っていますか?

合成洗剤がアトピーによくない理由

前回の続き長谷川治氏の講演会より。

長谷川治(はせがわおさむ)氏プロフィール:洗剤・環境科学研究会事務局次長。千葉大学工学部合成科学科卒業。油脂・石けんの専門研究者。太陽油脂株式会社取締役販促開発部長を歴任。石けんの普及活動の一翼を担い講演会、学習会などの講師として活躍(本書より抜粋)。

○合成洗剤によく配合されている「アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム」は豊洲を汚染しているベンゼンの化合物である。

ベンゼンは発がん性があり人体に有害な物質。そのようなものが洗濯洗剤の主成分になっている。

○柔軟剤の香料に配合されているイソシアネートも猛毒成分。

柔軟剤にはわずかしか使われていないがアトピーやアレルギーの人の肌にはかゆみなどが出てしまう。

○カーテン、ソファーなどに「シュッシュ」すると「除菌できる」と宣伝しているスプレー洗剤は、除菌成分にPRTRより毒性の強い有害化学物質が含まれている。

 その毒性で一時的に殺菌しているだけで衣類などは汚れたまま。アレルギーを起こす可能性がある。

など。

洗剤の成分表示はあいまい

1962年に制定された「家庭用品品質表示法」で液性や成分を表示する義務が定められました。ところが規定がゆるくいろいろ欠陥があります。例えば、

○似た成分はまとめて違う名前で表記してもよい。

「同一系列の成分が複数ある界面活性剤の場合、系列名称で表示してもいいという規定」がある。『石けんと合成洗剤50のQ&A あなたは何を使って洗っていますか?』65Pより。

 

二つの合成界面活性剤を「高級アルコール系」ということばにを言い換えてもよいということになっています。

また「高級」というのは化学式の炭素数が多いだけなのに「高級な素材を使っている」と誤解を与えるような表記です。

その他、添加量の少ないものは表示しなくてもよいなど、成分表を見ても何が入っているのか正確にはわかりません。

洗剤のラベルを見ても本当のことは分からない

最近はシュッシュとかけるだけで「洗える」という宣伝文句の消臭剤がありますが、洗剤よりさらに規定があいまいなので注意が必要です。

「消臭剤の分野には表示規定がないのでメーカーが都合がいい、あえて消費者の誤解を誘うような表示をいしてる」14Pより

 

例えば、ソファーなどにかけて除菌できるスプレーのラベルには、

「成分:トウモロコシ由来消臭成分、除菌成分(有機系)、香料」と書かれています。

自然素材で安全そうと思ってしまいます。ところが、

「トウモロコシ由来消臭成分」とも書いてありますが、石油から合成された香料を配合し、匂いを分解するのではなく、マスキングするだけです。この香料もアレルギー作用があり、化学物質過敏症の人には大敵です」14Pより。

 

またこの表示にある「有機系」というのも安心なキーワードに感じますが、

「有機とは単なる化学用語で「炭素と結合している」「有機化合物」という意味なのです。食品で使用している有機食品とは意味がちがうのです。わざと誤解するように表示しているといわざるを得ません」14P。

アトピーの子供さんに安心な洗剤を選ぶ方法

講演会で安全・安心な製品を選ぶ方法を教えて頂きました。

「化粧品・医薬部外品の成分の簡易識別法」ですが、洗剤も共通です。このピンクの文字の入っていないものをできるだけ選んで購入してください。

「化粧品・医薬部外品の成分の簡易識別法」

ベン(ベンゼンのベン)
 例:アルキルベンゼン、パラベン、ベンザルコニウム

フェノ(フェノールのフェノ)
 例:メチルフェノール、フェノキシエタノール

エチ(エチレンのエチ)
 例:ポリオキシエチレン、エチドロン酸

クロクロール〈塩素〉のクロ)
 例:トリクロサン、クロリド

ニウム(アンモニウムのニウム)
 例:ベヒントリモニウム、ジモニウム

硫酸
 例:ラウリル硫酸Na、アルキル硫酸

レス(ラウレス、ステアレスのレス)
 例:ラウレス硫酸Na、パレス硫酸Na

ポリ(多いという接頭語)
 例:ポリクオタニウム、ポリオキシエチレン

数字(モノ、ジ、トリも含む)、色
 例:ラウレス-10、ジメチコン、赤色○号

アルファベット
 例:BHT、 EDTA、PG

・上記1〜10は有害性のある化学物質であり、使用したくない成分なので、この成分が0または少ない製品を選ぶのが安全・安心です(後略)。講演会配布の資料より。

合成洗剤か安全な洗剤か見分けられますか?

複雑で分かりにくく不安になりますが、今回書いていることを知っていればそれだけで危険な洗剤を十分見抜くことができます。

それではこの商品は合成洗剤でしょうか? それともエコな製品でしょうか。

実は合成洗剤には必ず「合成洗剤」と書かれています。それが一番簡単な見分け方です。

無添加と言っても蛍光剤、漂白剤、着色料が無添加なだけですね。

また成分表は多いものから記載されています。これは重要な情報です。

この洗剤は純石けん分や植物由来のコットンミルクというものも入ってはいますが、PRTR指定の有害化学物質が主成分の合成洗剤というのが答えです。

アトピーの人は洗剤は何を使えばいいの?

洗浄剤は合成洗剤より圧倒的に石けんがおすすめです。

石鹸は環境と人体への負荷が合成洗剤と比べると低く安全と言えます。

ただし洗濯の工夫が必要です。衣類に残ると皮膚を刺激することやアトピーを悪化させることもあります。

また環境への影響まで考えると100%安全で安心な添加物のない石鹸を手に入れるのはなかなかむずかしいのが現状です。

そこで私がおすすめしたいのはアルカリ剤です。

アルカリ剤の洗浄剤は環境への負担が少ないのが特徴です。もともと無機質なので川や海に流された時に微生物に分解してもらう必要がありません。そういう意味でエコな洗浄剤です。

アルカリ剤の一種、酸素系漂白剤が安全な理由

アルカリ剤の説明をするのに長谷川講師の資料より酸素系漂白剤を例にとります。

酸素系漂白剤は60度くらいのお湯に入れると洗浄力を発揮するという性質があります。食器の黄ばみ、衣類の汚れなど驚くほどきれいに洗浄してくれます。

この性質を化学式で表すと、

つまり、酸素系漂白剤に熱を加えると炭酸ナトリウムと水と酸素とに分解されるということです。

炭酸ナトリウムはアルカリ剤で無機物です。無機物は最初から分解されています。

アルカリ剤は環境に負荷を与えにくい洗浄剤ということができます。

このようにものの性質は化学式で見るとよくわかりますね。

ただし酸素系漂白剤は直接手でさわるとヒリヒリします。安全でも濃度が高いと危険です。アトピーの方は注意をして取り扱ってください。手袋をするのがおすすめです。

アルカリ剤にはいろいろあります。

おすすめのアルカリ剤は「竹炭の洗い水」。竹と水だけでできています。完全に無添加の洗浄剤です。

天然成分100%の安心竹炭から生まれたお肌にやさしい洗濯洗剤竹炭の洗い水 1リットル

最後に長谷川講師は、酸素系漂白剤の使用に関しては、

「どんなに環境に負荷を与えないと言っても節度をもって使うことが人として大切だと思います。」とおっしゃっていました。

なんでも便利だからと安易に大量に使ってしまうのはよくないと私も感じます。

普段から手をかけてこまめに掃除をする、お湯や酸素系漂白剤には本当に必要な時だけ助けてもらうというのがよい使い方だと思います。

次回はその酸素系漂白剤を使った「オキシ漬け」の方法をご紹介したいと思います。

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(illustrated by junko)


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